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第2回 【1966年イザイホーから久高漁師の記録まで】
沖縄久高島の成巫儀礼イザイホー。50年以上にわたり、数々の映像作家が情熱を注ぎカメラを回した。それらの作品群を、はじめて一望のもと上映する。制作関係者の証言を聞き、記録映画の制作、公開、そして継承について考える。 「イザイホーと映像の時代」第2回は、1966年のイザイホーをモチーフに、女が男の守り神になるオナリ神信仰をフィクションを交えて表現した『カベールの馬』の北村皆雄監督をゲストに招く。前衛的な映画作家としてキャリアをスタートさせた北村監督は、1966年のイザイホー以降、映像民俗学の確立を目指して日本とアジアの民俗文化を精力的に記録していくことになる。久高島の記録は55年間にわたり、各地を移動した久高漁師の痕跡を探して台湾まで広がる。集大成となる「久高映画」の構想まで話を伺う。